飲食店経営は流行っている店だなと思っても意外とギリギリな経営をしている場合が多
い。だから何かあると簡単に潰れてしまう。
日本人は技術もあるし賢い。
「いいのもを安く」が当たり前の世の中になってしまっている。
その思いが我々消費者が安心して通えるのも事実だ。
飲食店の価格設定は適正価格なのだろうか?
「サービス料」は必要か否か賛否両論あるが、
⑴おしぼり
⑵テーブルクロスやナフキン
⑶無料のお茶や水
⑷アルコール
など
実は料金に反映されていないサービスが多くあります。
もしも、飲食店のメニューに
・おしぼり ¥100
・割りばし ¥50
・トイレ使用料 ¥300
・技術料 ¥2,000
なんてあったら大変なことになりますよね。
しかし、全てお金はかかってますし飲食店が負担しています。
日本の中ではこれは当たり前に無料ですが、どうでしょうか??
スーパーやコンビニのレジ袋が有料になる理由は別にあるが、
飲食店も業界全体で少しお客様に負担していただくようなことはできないだろうか。
驚くほど安くできる店とそうでない店の関係
商売をしてはいるけれど、お客さんが喜んでいるところを見るとついつい「儲けは食っ
ていければギリギリでいい」と美談にしてしまうので日本の飲食店は安くて美味しい
となってしまっている。
安売り店やデカ盛りなどが集客しやすいとなりがち。
例えば自分の持ち物件で家賃が発生しないとか夫婦2人が食べていければそれでいいと
思っている人は驚くほど安い料金設定ができるのだが、家賃があって初期費用の支払い
がまだある店はそうはいかない。
同じエリアで安い飲食店があるとお客さんはそれぞれの飲食店の置かれている事情まで
は考えてくれない。
だからこそ標準価格で営業している飲食店でも価格が高く感じてしまう。
それは飲食業界全体の衰退につながるのではと考えてしまう。