⑴ 楽しければ何でも美味しい!?
⑵ 五感
⑶ まとめ
楽しければ何でも美味しい!?
私が学生のころのはるか昔にバーでバイトをしていた時だ。
店主がバイトの私に何でもさせてくれる心の大きな人だった。
私はカウンターでシェーカーを振ったりお酒を注いだりしてバーテンダーっぽい
仕事をしていた。
カウンターなので目の前のお客さんに話しかけられることはよくあって
会話を楽しむ機会が多かった。
↑
この言い方だと私が楽しんでいたようだがその通りです。
楽しんでいる私を見てお客さんも楽しく会話してくれていました。
一般的なカクテルのマティーニやギムレット、スクリュードライバーなどをよく作っていた。
お客さんと会話が弾んでくると「おまかせで何かカクテル作って」といったオーダーがくるようになった。
好みの味やベースを聞いたりして作るのだがこちらもイメージがどんどん膨らんでくると調子に乗っていろいろリキュールなど入れてシェイクして出したりしていました。
私が本当に楽しそうにカクテルを作っていたのでお客さんも楽しんでその「おまかせ」オーダーが連発するようになりました。
楽しく会話していた時に一瞬ドキっとしました。お客さんから恐ろしい言葉が。。。
「同じものをおかわりください」なんと。。。
『何を入れて作ったかを正確に覚えてない。』
なんせ、その時のイメージだけで作っているので同じものが出せない。
お客さんに「すみません。何入れたか覚えてないので同じものが作れません。全くのオリジナルなのでレシピもないです」と正直に答えました。
「じゃあ!おまかせで作って。おいしいをね」
私は、またイメージだけで作って提供しました。
「美味しい!」と言って喜んでいただきました。
知識が乏しいバイトが作ったカクテルを「美味しい」と言って私まで楽しませてくれたお客様にとても感謝しています。時間を楽しく過ごしていたお客様のおかげで店は楽しい雰囲気になり来店したばかりのお客様もすぐに楽しくしていました。
五感
人間には他の動物が持っていない【五感】がある。
視覚・聴覚・嗅覚(きゅうかく)・味覚・触覚の五つの感覚ですね。
自分の気持ちをポジティブに持っていくと五感がいい方向に作用し心が喜びます。
先ほどの私のバイト時代の話はまさにそうです。
お客様の要望は「同じものが飲みたい」ですが、楽しい気持ちがまさってて
『美味しければ何でもいいよ』となってくる。
この五感が作用し心が満足するような飲食店は流行りますよね。
まとめ
飲食店ユーザーのあなたもあなたの心の持ち方を少しだけ変えたら飲食店にいる時間がより楽しい時間になってくれます。
飲食店の人たちは「美味しかった」という言葉もうれしいのですが
「楽しかった」が最高の誉め言葉です。
お客様が楽しく食しているかを気にしてます。
中にはお客様の様子より自分の作業が優先と思っている人もいるかもしれないですが、、、
その場合はせっかく自分の大切な時間を使っているので気に入ったところだけ視界に入れて自分の心が楽しむようにしましょう。
そして二度と行かない!!
そんな飲食店は少ないです。
スタッフに余裕がないので知らずにそんな態度に見えるかもしれません。
そこはスタッフに対して優しい言葉をかけてあげたらスタッフの態度も変わるかもしれません。
上手く変わってくれたら楽しい飲食店利用が出来ると思います。
自分の態度で相手が変わってくれて自分が得することってあるはずですよ。
そして
好きな飲食店が増えていきますし外食が100倍楽しくなります。